外壁のひび割れは放置していい?危険度と補修のベストタイミング
2025-06-13
家の塗装 Q&A

「外壁に細いヒビがあるけど、これって放っておいても大丈夫?」
「塗装するだけで直るの?それとも補修が必要?」
外壁のひび割れは放置すると雨漏りや建物劣化に繋がるため、早めの対処が大切です。
この記事では、外壁のひび割れの種類と危険度、補修や塗装のタイミングをプロの視点でわかりやすく解説します。
🧱 外壁のひび割れはなぜ起こる?
ひび割れ(クラック)は、建物の動き・乾燥・経年劣化など、さまざまな原因で発生します。
主な原因は以下のとおり:
・モルタルやコンクリートの乾燥収縮
・地震や地盤沈下による構造的な歪み
・シーリング材(コーキング)の劣化
経年劣化による塗膜の剥離
⚠️ 危険度別:外壁のひび割れチェックポイント
ひび割れの種類 | 幅の目安 | 危険度 | 特徴・対処法 |
---|---|---|---|
ヘアクラック(髪の毛程度) | 0.3mm未満 | ★☆☆ | 表面の塗膜だけが割れている。塗装で対処可能 |
構造クラック | 0.3mm以上 | ★★★ | 外壁材自体に達している。補修必須+塗装が必要 |
開口クラック | 幅1mm以上 | ★★★★ | 水が浸入しやすく、雨漏り・カビの原因になる |
コーキング割れ | 隙間が空いている | ★★☆ | シーリング材の打ち替えが必要 |
🧪 補修のタイミングは「ひびを見つけた時」がベスト!
ひび割れは放っておいて改善することはありません。
特に0.3mm以上の構造クラックは、放置すれば雨水が侵入し、内部の木材腐食や断熱材のカビに繋がります。
✔ こんな症状が出たら、すぐに診断を!
・外壁に縦や斜めに入った目立つヒビがある
・シーリングに隙間や剥がれがある
・雨のあと、壁に染みが出る・カビ臭い
🛠 ひび割れの補修方法と塗装の流れ
【小さなひび(ヘアクラック)】
・塗装前に下地補修材(微弾性・補修材など)で埋める
・再発を防ぐために、塗料との相性を見て仕上げを調整
【構造クラック・開口クラック】
・Uカット補修またはエポキシ樹脂注入などの本格補修
・その後、下塗り+中塗り+上塗りの3回塗りで保護
【コーキングの割れ】
・古いシーリング材を完全に撤去・打ち替え
・塗装はシーリング後、十分乾燥させてから実施
💡 よくある誤解:「塗装すればヒビは隠れる?」
実際には、塗装だけでひび割れを補修することはできません。
塗料で表面が隠れても、ひびの中には水が入り続け、劣化が内部から進行する危険性があります。
➡ 重要なのは「塗装前の補修処理」です。
✅ まとめ:ひび割れは放置せず、早期補修+適切な塗装が重要
・外壁のひび割れは放っておくと危険
・小さなヒビでも水が入り込めば雨漏り・劣化・カビの原因に
・塗装前にひび割れの診断+補修が重要
▶ ひび割れが気になる方は、ペイント王の無料診断を
ペイント王では、
・ひび割れの幅・深さを確認する無料診断
・適切な補修+塗装プランをご提案
・写真付き報告書&保証書つき施工で安心
まずはお気軽にご相談ください!