屋根が家を守る仕組みとは?
2018-05-16
塗装のこと
屋根が家を守る仕組みとは?
突然ですが、皆さんは家の屋根の種類は、一体どれくらいあると思いますか?
普段あまり屋根について、じっくりと見る機会はないですよね。
でも家の屋根って、よく見ると形がそれぞれちがいますよね。
実は、代表的な屋根である切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根を始めとして、細かく分類すると、20種類以上になるんです。
20種類以上って驚きですよね。
でも、屋根が風雨や太陽光からお家を守る仕組みの、基本は同じなんです。
そこで今回は、屋根がお家を守るための仕組みついて、お話ししたいと思います。
屋根が家を守るための仕組みとは?
では早速、屋根の構造を下の図で見ながら、屋根が風雨や太陽光からお家を守る仕組みを、見ていきましょう。
(1)屋根材
屋根の一番上にあるのが「屋根材」です。
屋根材は、「瓦」や「ストレート」や「金属板」など、様々な種類があります。
屋根材は、雨が屋根材の下に浸入するのを防ぐ役割と、太陽光から下の屋根材を守る役割を持っています
(2)防水シート
屋根材の下にあるのが防水シートです。
一般的には、アスファルトルーティング材と呼ばれる防水シートが使われます。
屋根材の防水機能の劣化などで、雨水が浸入した場合に、さらにその下にある木材構造を保護する役割を持っています。
屋根は、二重の防雨構造になっているんですね。
(3)野地板、
下の垂木に固定され、面としての屋根強度を保つ役割を果たしています。
(4)垂木
下の母屋に固定され、野地板を固定する役割を持っています。
在来工法では、上の図のように縦方向、ハウスメーカー工法の場合は、横方向が多く使われます。
(5)母屋
垂木を下から支える役割があり、垂木と直角に交わる方向への強度を保っています。
このように屋根は、5段階の構造になっていて、上の(1)屋根材と(2)防水シートで雨や太陽光からお家を守り、下の(3)野地板と(4)垂木と(5)母屋で強度を保つことで、強風からお家を守っているんですね。
屋根の劣化は、一番上の「屋根材」から始まる!
屋根の劣化は、風雨や太陽光にさらされる、一番上の(1)屋根材から始まります。
屋根材が劣化して雨水が浸入した場合、下の(2)防水シートが止めてくれます。
でも、さらに防水シートが劣化して防水効果が落ちると、屋根を支える(3)野地板と(4)垂木と(5)母屋に雨水が浸入し、劣化が始まります。
(3)野地板と(4)垂木と(5)母屋は、多くの場合、木材で出来ているので、水にさらされると腐食が始まります。
こうなると、屋根の強度の低下が始まり、最終的に「雨漏り」という形で表れます。
雨漏りが発生したときは、劣化は最終段階なっているんです。
雨漏りという「自覚症状」が出て、劣化が最終段階になるまで分かりにくいのが、怖いところなんです。
屋根全体の劣化が最終段階になるのを防ぐためには、一番上の屋根材が劣化の初期段階にあるうちに、修理することが大切です。
屋根の塗装・修繕は「屋根の専門家」へ!
屋根材の材質は、瓦やストレートや金属板など様々です。
劣化状況を見極めるためには、それぞれの材質に関する専門知識が必要です
さらに屋根は、高いところにあるので、しっかりとした点検を「安全」に行うためには、「高所作業」の経験と技術が必要です。
高所作業を安全に行うために「安全帯」という、専用の安全保護具を使います。
私たちペイント王は、屋根材と高所作業と屋根修理に関する、豊富な知識と経験を持っています。
屋根の劣化が気になる、という方は「屋根の専門家」ペイント王に、ぜひお気軽にご相談ください。
ペイント王は、屋根の専門家として屋根の形状に合わせた、最適な修繕プランをご提案いたします。
株式会社ペイント王
0120-927-007
ウェブからのお問い合わせはこちらから
【お問合せする】