木造住宅の天敵「シロアリ」を防ぐ方法とは?
2018-07-23
ペイント王のこと
木造住宅の天敵「シロアリ」を防ぐ方法とは?
6月に入り、梅雨の時期になりました。
梅雨というとアジサイの花が咲いて、ロマンティックな雨のイメージがありますが、現実には生活に影響が出てきますよね。
ジメジメと湿気が多い日が続くので、洗濯物の部屋干しをしても、生乾きだとにおいが気になってしまいます。
生乾きをふせぐためには、梅雨の合間の晴れ間を見計らって洗濯物を出さなければいけないので、天気予報からは目が離せないですよね。
そして、雨の日が続き湿気が多くなることは、お家にとっても心配な季節なんです。
木造住宅の天敵である「シロアリ」が繁殖する時期なんです。
シロアリに強い木とは?
よく、香りの強い木ほど虫を寄せ付けないので、シロアリに強いとは言われますよね。
では、「シロアリへの耐性」は木の種類によって、違いはあるのでしょうか?
日本建築学会が発行している「建築材料用教材」では、木材をシロアリへの耐性に応じて以下の大、中、小の3つに分類しています。
1.シロアリへの耐性「大」
ヒバ・コウヤマキ・イヌマキ・イスノキ・タブノキ・カヤ・ベニヒ・タイワンスギ・ローズウッド・シタン・チーク
2.シロアリへの耐性「中」
ヒノキ・スギ・ツガ・ベイヒ・クリ・クスノキ・カツラ・ケヤキ・トチノキ・アカガシ・レッドメランチ・ブラックウォールナット・シルバーピーチ
3.シロアリへの耐性「小」
熱帯産材を除く全ての辺材・モミ・エゾマツ・トドマツ・カラマツ・アカマツ・クロマツ・ラジアータマツ・ベイツガ・ベイスギ・ベイマツ・セン・ブナ
建築材料用教材の分類によると、ヒバなどが最もシロアリへの耐性に優れていますが、これは「心材」に限定されます。
心材とは、木の幹の中心部分です。
木の中心部分を除いた周辺部分は、「辺材」と呼ばれており、ヒバなどの耐性の大きい木材も、辺材になるとシロアリへの耐性は、小さくなってしまいます。
ヒバなどシロアリへの耐性が強い家でも、油断は出来ません。
壁や柱に使われている木材が、心材か辺材かを確認するのは難しいので、木造住宅である限り、シロアリには気をつけなければならないでしょう。
シロアリは「湿気を含んだ木材」が好物!
シロアリが繁殖する最大の要因は、湿気です。
シロアリは、湿気を含んで腐食し始めた木材を好んで食べます。
湿気の多い梅雨時に、「羽アリ」が多く発生するのも、食料が豊富にあり最も繁殖に適した季節という理由があります。
シロアリは、主に湿気の多い、家の床下から侵入します。
この時、外壁塗装の劣化により雨水が壁から浸入して、壁材が腐食し始めていると、壁材がシロアリの「格好のえさ」となってしまうのです。
そして、シロアリは「湿気の多い壁材」を食べながら上へと進み、最後には家全体がシロアリに食い荒らされてしまいます。
シロアリの予防のためには、定期的な外壁塗装の塗り替えを!
そこで、シロアリの被害を防ぐためには、定期的な外壁塗装の塗り替えにより、「壁材の雨水による腐食」を防止することが大切です。
壁材の雨水による腐食は、シロアリという「家の天敵」を引き寄せてしまうのです。
外壁塗装の塗り替えのタイミングは、新築から10年が「めやす」です。
家の新築から10年以上が経過し、外壁塗装の劣化が気になるという方は、外壁塗装の専門店ペイント王に、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
そして、もうすでにシロアリの被害が始まっているのでは………
とお悩みの方も、ぜひペイント王にご相談下さい。
ペイント王では、シロアリ駆除も行っています。
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