日本の「住宅寿命」が短い理由とは?
2018-05-11
塗装のこと
日本の「住宅寿命」が短い理由とは?
皆さんは、どんなテレビドラマがお好きですか?
最後まで展開が見逃せない「恋愛ドラマ」もいいですし、ほんわかする「ホームドラマ」もはずせないですよね。
ホームドラマというと、1980年代から90年代にかけて、アメリカのホームドラマがよく放送されていましたよね。
子供心に、アメリカの家は広くて豪華だと憧れをいだいた方も多いのではないでしょうか。
最近は、日本の家も欧米に近づいて広くなってきていますが、まだまだ差がありますよね。
日本の家が欧米に比べて、広さの他に差を付けられている点が、もう一つあるんです。
何だと思いますか?
実は、お家の寿命なんです。
日本の住宅寿命は、欧米の約半分
欧米の家の寿命は、60年から100年と言われています。
それに対して、日本の家の寿命は、約30年と、欧米の約半分です。
日本の家は、木造が多いので寿命が短いんじゃないの?
そう思われるかもしれませんが、欧米でも住宅は木造住宅が中心です。
そして日本でも、長持ちしている木造建築があります。
日本の建築は「木の文化」と言われますが、多くの歴史的な木造建築物が、数百年維持されているんです。
さらには世界最古の木造建築物と言われる「法隆寺」は、1300年前の木材が現在も多く残っているほどです。
これらの、歴史的建造物が、数百年にわたって維持されているのは、メンテナンスのおかげなんです。
そして、日本の住宅の寿命が短い大きな理由の1つが、メンテナンスにあるんです。
日本の住宅の「メンテナンス費用」は欧米の約半分
国土交通省がまとめた資料「住宅投資に占めるリフォームの割合の国際比較」によると、平成23年度の住宅投資費用のうち、リフォーム費用の割合は、イギリスが57.3%、フランスが56.4%、ドイツが76.8%、と50%を超えているそうです。
それに対して、日本の住宅投資費用のリフォーム費用の割合は、27.9%でヨーロッパの約半分だそうです。
アメリカの数字は示されていませんが、住宅寿命が長いアメリカも、ヨーロッパ同様に高いと思われます。
この数字から、住宅のメンテナンスであるリフォームへの投資額が、住宅寿命に反映されていると言えるでしょう。
住宅寿命の長い欧米では、お家を買うときだけでなく、メンテナンスにもしっかりと費用をかけているんですね。
外装は住宅メンテナンスのかなめ
同じく国土交通省の資料によると、持ち家居住者の方に聞いたリフォーム対象のベスト3は、1位が浴室の21.8%、2位がキッチンの21.4%、3位がトイレの20.1%の順になるそうです。
日常生活で目に付きやすい、「内装の水回り」にリフォームが集中していることが、分かりますね。
一方で、外装を見てみると外壁は14.5%、屋根(雨どいを含む)は10.0%と低くなっています。
でも、お家を長持ちさせるためには、内装よりも外装を優先しないといけないんです。
外装のメンテナンスは「待ったなし」
外装のメンテナンスである外壁塗装や屋根塗装は、相撲のように「待った」をかけることは出来ないんです。
風雨や太陽光に直接さらされる外壁と屋根は、塗装の劣化に初期症状が現れたときにメンテナンスをする必要があるんです。
でも、塗装の劣化の初期症状をどう見分ければいいの?
ペイント王では、お客様のそんな疑問にお答えするために、専門家でない方でも劣化の初期症状を見分けられる「症状チェックポイント」をご用意しています。
「症状チェックポイント」は以下のURSからご覧ください。
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「症状チェックポイント」によるポイント診断の結果、ポイントが高い場合や気になる点がありましたら、お気軽にペイント王へご相談ください。
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