AI活用で進化する塗装業界
2018-01-26
塗装のこと
こんにちは、外壁塗装専門店 ペイント王【千葉市】店です。
最近は、テレビや新聞で、AIのニュースを目にすることが多くなりましたよね。
AI技術の進歩は目覚ましく、様々な業界での活用が始まろうとしています。
AIというと、将来人間の仕事が奪われてしまうのではないかというマイナスのイメージがありますよね。
特に「職人技」が要求される仕事では、AIが入ってくることで、自動化が進んで、「熟練の職人技」が失われてしまうのではないかと、心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でもAIは、正しく活用して「人間の苦手な分野」や、「人間の手の行き届かない部分」を担当してもらうことで、人間の仕事の質を今以上に高めてくれるというプラス面もあります。
そこで、今回は将来を見据えて、私たちの塗装業界でのAI活用について取り上げたいと思います。
「熟練の職人技」をサポートする「AI技術」
塗装業界で、最も高い技術を要求される仕事の1つに、「お客様のイメージした色」と、「実際の仕上がりの色」を合わせる「調色技術」があります。
お客様のイメージどおりの色を作る調色技術は、熟練の職人の高度な技術が要求されます。
事実、塗装業者の調色技術が未熟なため「イメージした色と違う」とういう苦情は多く、きちんとした調色が出来るかどうかは、優良な塗装業者を見定める基準でもあります。
この、高度な職人技が要求される調色に、AI技術を活用する研究が行われています。
この研究は、関西ペイントさんが行っている次世代型カラーセンサー調色システム「AI(アイ)カラーシステム」です。
これは、車の塗装のための調色技術ですが、外壁塗装にも応用可能です。
以下、塗料・塗装専門新聞社が運営するペイント情報サイト「コーティングメディアオンライン」さんの記事から抜粋し引用しました。
“関西ペイントは次世代型カラーセンサー調色システム「AI(アイ)カラーシステム」の販売を本格化する。同社の説明によると、従来1台当たりの平均調色回数5回を2回に短縮し調色作業の標準化を図れる。調色時間は1カ月で約60%の削減を見込めるという。しかもターゲット色のヒット率は30%アップが期待できる。調色作業をマスターするには最低5年かかるといわれているが、AIカラーシステムはベテランから新人まで使い勝手が良く、「誰もが調色に入ることが可能」(同社担当者)となり、人員のシフトが容易となる。”
以上、引用終了です。 記事の全文は、以下のリンクからご覧下さい。
https://www.coatingmedia.com/online/c/2017-02-08-c0001.html
引用させていただいた記事では、AI技術を使うことにより、目的の色に合わせるための平均調色回数を、5回から2回に短縮出来ることが説明されています。
そして新人さんでも、ある程度の調色が出来るようになることも説明されています。
このAI調色技術を、外壁塗装にも使うことが出来れば、「人数の限られた熟練の職人さん」の負担を大幅に軽減することが出来るかもしれません。
ある程度のおおまかな調色を「AI技術」で行い、高度な技術が要求される最終仕上げを「熟練の職人技」で行うことで、「AIと職人さんの分業」も可能になるかもしれません。
「AI技術」と「熟練の職人技」の融合により、「高度な調色」を、より早く、より多くのお客様に提供できる未来が来るでしょう。
負担が軽くなった熟練の職人さんは、時間に余裕が出来るので、後輩の職人さんに、調色技術をはじめとする「熟練の技」を伝える「教育時間」を増やすことが出来るようになるでしょう。
「AI技術の進歩」によって、「熟練の職人技」にさらに磨きがかかる。
AI技術は、塗装業界にそうした「プラスの連鎖」を生み出してくれるかもしれません。
そして、プラスの連鎖を生み出すためには、AI技術をしっかりと使いこなす基礎となる「職人技」を磨いていくことが重要となるでしょう。
私たちペイント王は、お客様のイメージ通りの色を作る「調色技術」には、一切妥協をせずにトコトンこだわります。
外壁塗装の「色選び」でお悩みのお客様は、ぜひお気軽にご相談下さい。
PS)次回は、色選びでお悩みのお客様のために「色選びに失敗しない方法」について、取り上げたいと思います。お楽しみに!
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