大阪でベランダ防水の続きです。プライマー塗布後の中塗り防水作業。
2009-01-10
塗装現場から
今回は、塗装前のひび割れ補修工事です。
大阪でベランダ防水工事、プライマー塗装後の工程です。
そして、下記の写真は、ベランダ床の旧塗膜をケレン処理後ひび割れを補修してから、プライマーを塗布した状況の写真になります。
そして、大阪でベランダ防水工事がはじまります。
いよいよ、防水塗料を塗っていきます。
今回、使用する塗料は、AGCポリマー建材株式会社さんのサラセーヌという、ウレタン塗膜防水を使用させていただきました。
そして、ウレタン塗膜防水工事も、建物に合わせて工法の選択が必要になります。
例えば、同じ建物でも【屋上やバルコニー、ベランダ】などの場所によって施工工法を変えなければいけませんが、それだけでなく、下地の状況によっても使用する工法を選ばなければいけないので、現状の下地の状況の見極めがとても重要になってきます。
例えば、部位が(屋上・ルーフバルコニー・塔屋)などの場合で、既存の下地が保護コンクリートの場合だと
・AV工法
・QV工法
・HD工法
・SD工法
などがあります。
特にですが、屋上やルーフバルコニーは直射日光などの外的要因の影響をもっとも受けやすいので防水層には十分な耐候性、耐久性が必要です。
ですので、ウレタン塗膜防水ではなくそのような、直射日光が一日中当たる屋上などでは、塩ビシート防水・ゴムシート防水・ウレタン通気緩衝工法などの工法が必要になります。価格が安価だからと言うことで、このような場所に比較的安価な、ウレタン塗膜防水をされると2年も経過しないうちに、新たに防水が必要ってことになりますので、注意が必要です。
いよいよ、防水工事の始まりです。
2液性の防水塗料なので硬化剤と主剤を同じ分量にするため、量りで、きっちり割合の通り量らなければいけません。
しかし、一斗缶をすべての量をいっぺんに混ぜてしまえば量らなくていいのですが、いっぺんに混ぜてしまうとよく混ざらないのです。防水塗料は、かなりよく掻き混ぜないと混ざりきらないので、塗料を混ぜる機械で最低でも、5分は混ぜ続けなければいけません。
しっかりかくはんしないと、硬化不良でせっかく塗布した防水もすべて、はがしてやり直しということになってしまうのです。