意外に怖い「雨樋」が原因のトラブルとは?大阪の外壁塗装職人が解説!
2018-08-29
ペイント王のこと
こんにちは。
大阪の外壁塗装専門店 ペイント王 です。
雨の日が続くと、屋根に降り注ぐ雨水は驚くほどの量になります。
この大量の雨水を安全に地面へ流すために欠かせないのが 雨樋(あまどい) です。
普段あまり意識していない部分ですが、
実は雨樋には “お家を守るための重要な役割” があることをご存じですか?
この記事では、
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雨樋の歴史
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現代で多い雨樋トラブル
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放置した場合の危険性
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早めに点検すべきサイン
これらをわかりやすく解説します。
🏛 雨樋の歴史は「瓦屋根」が普及した江戸時代から
雨樋の存在は意外と古く、
平安時代後期の歴史物語『大鏡』にも登場します。
しかし当時、雨樋が使われていたのは神社やお寺などの瓦葺き屋根の建物が中心。
一般家庭は “かやぶき屋根” が主流だったため、雨樋はほとんど必要ありませんでした。
転機が訪れたのは 江戸時代 です。
城下町が形成され、住宅が密集し始めると、
大きな課題となったのが 火事による延焼 でした。
そこで、燃えやすい「かやぶき屋根」から、
燃えにくく水はけの良い 瓦葺き屋根 が庶民にも広く普及します。
すると、瓦屋根特有のトラブルが発生します。
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隣家へ雨水が流れ込む
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跳ね返った雨だれで外壁が汚れる
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雨水が柱や土台を腐らせる
これらの問題を解決するために、
屋根の雨水を安全に処理する仕組みとして 雨樋 が一般住宅にも普及しました。

⚠ 現代で多い「雨樋トラブル」はこの2つ!
①「雨樋のつまり」による雨水の逆流
雨樋トラブルの中でも最も多いのが 落ち葉やゴミの詰まり です。
特に、
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家の近くに大きな木がある
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風が強い地域
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鳥が巣を作りやすい場所
こういったお宅は雨樋が詰まりやすい傾向があります。
雨樋が詰まるとどうなるのか?
それはとても危険です。

▶雨樋が詰まると…
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雨水が屋根側へ逆流
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屋根材の隙間から水が浸入
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野地板(下地)が腐る
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最終的に「雨漏り」へ発展することも
「雨樋がちょっと詰まってるだけ」と甘く見て放置すると、
数十万円の雨漏り修繕に発展するケースもあります。
②「雨樋の劣化」による水漏れ
雨樋は外壁と同じく、常に紫外線・雨風にさらされています。
そのため、経年劣化が進むと以下のような症状が起こります。
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ひび割れ
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ゆがみ
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接続部分の外れ
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受け金具の破損
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色あせ・塗装の剥がれ
雨樋の劣化を放置するとどうなるか?
▶雨樋の劣化が引き起こす被害
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隣家との「雨水トラブル」
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外壁の汚れ・腐食
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住宅の基礎・土台の腐食
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シロアリ発生の原因にも…
雨樋は「ただの雨水の道」ではなく、
家全体の寿命に関わる重要パーツ なのです。
🛠 雨樋のメンテナンスは“外壁塗装と同じタイミング”が最適!
雨樋の塗装や交換は、
ほとんどの場合 足場が必要 です。
つまり、
➡ 外壁塗装
➡ 屋根工事
➡ 雨樋塗装・交換
これらを同時に行った方が圧倒的にコストがお得です。
別々で工事すると、
足場代が2回かかり 10〜20万円の無駄 になることも。
雨樋の劣化が気になる方は、
外壁塗装とセットで検討するのが賢い選択です。
🏠 まとめ:雨樋は「家を守る大切な防災設備」です
雨樋は見た目以上に重要な役割を担っています。
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隣家への雨水トラブルを防ぐ
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外壁の汚れ・劣化を防ぐ
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土台の腐食を防ぎ、建物寿命を守る
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雨漏りの予防になる
もし以下のような症状があれば、早めの点検が必要です。
✔ 雨樋から水があふれている
✔ 雨の日、ポタポタ音がする
✔ 雨樋がゆがんでいる
✔ 色あせ・はがれがある
✔ 落ち葉が溜まっている
気になる症状がある方は、
小さなことでもお気軽にご相談ください😊
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株式会社ペイント王
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