【旧防水塗装の撤去作業】下地処理が“防水の寿命”を左右します
塗装現場から
こんにちは、ペイント王です。
今回は、屋上やベランダ防水工事の中でも特に大切な工程である
「旧防水塗膜の撤去(ケレン・剥離作業)」 についてご紹介します。
■ 旧防水を撤去する理由
防水工事は、「古い防水の上から塗るだけ」でよいと思われがちですが、
実は 下地に水が回っている場合、そのまま施工しても絶対に長持ちしません。
今回の現場でも、旧防水の下に雨水が入り込み、塗膜が浮いている状態でした。
✔ 水が回ったまま塗るとどうなる?
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新しい防水がすぐに膨れる
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数ヶ月〜数年で剥がれる
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施工不良扱いになるケースも
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最悪の場合、雨漏りが再発…
そのため、手間はかかっても 完全に旧塗膜を撤去することが最重要 なのです。

■ 旧防水塗膜の撤去作業
今回の現場でも、旧防水塗膜を一枚一枚丁寧に剥がしていきました。
写真では簡単そうに見えるかもしれませんが、実際はかなりの重労働。
浮いている部分は手でめくれますが、密着している部分は…
🔧 スクレーパー・サンダー(研磨機)を使用し、根気よく削り取ります。
この工程に妥協があると、次に塗るウレタン防水が長持ちしません。
■ きれいに剥がしました
時間はかかりましたが、最後まで手を抜かず、キレイに撤去完了できました。
下地が露出し、新しい防水材がしっかり密着する状態になっています。
この「見えない部分」こそ、防水工事の品質を大きく左右します。
■ 次回は下地処理 → プライマー → ウレタン防水へ
旧防水の撤去が完了したら、次は
- 下地補修
- プライマー塗布
- ウレタン防水(1回目・2回目)
- トップコート
と工程が進みます。
こちらも随時レポートしますのでお楽しみに!
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