【プロが解説】家の外壁、まだ大丈夫?見逃してはいけない「塗り替え時期」5つの危険サイン
2010-06-25
塗装現場から
「新築の時はピカピカだったのに、最近なんとなく壁がくすんで見えませんか?」
毎日見ていると気づきにくいですが、外壁は紫外線や雨風によって少しずつ悲鳴を上げています。 「まだ大丈夫だろう」と放置していると、ある日突然雨漏りが起きたり、建物内部の腐食が進んで修繕費用が倍以上になってしまうことも……。
そうなる前に、自分でできる**「外壁のセルフチェック方法」**をご紹介します。1つでも当てはまったら、メンテナンスを検討すべきタイミングです。

. 壁を触ると手に白い粉がつく(チョーキング現象)
壁を指でなぞったとき、チョークのような白い粉がつきませんか? これは「チョーキング現象」と呼ばれ、塗料の防水機能が寿命を迎えている決定的な証拠です。
この状態になると、壁は水を弾く力を失っています。つまり、雨水が壁の内部に浸透し始めている状態です。 緊急度:★★★☆☆
2. 小さなひび割れ(クラック)がある
髪の毛ほどの細いひび割れ(ヘアクラック)であっても油断は禁物です。 水はどんな小さな隙間からでも侵入します。特に冬場、入り込んだ水が凍って膨張すると、ひび割れを一気に広げてしまいます。 緊急度:★★★★☆
3. コケや藻、カビが発生している
北側の壁や日当たりの悪い場所に、緑色や黒色の汚れはありませんか? これは単なる汚れではなく、壁の表面がつねに湿気を含んでいる証拠です。外壁材そのものが腐食し始めている可能性があります。 緊急度:★★★☆☆
4. 目地(コーキング)のひび割れ・剥がれ
サイディング(外壁材)の継ぎ目にあるゴムのような部分(コーキング)を見てください。 ここが痩せて隙間ができていたり、ひび割れていたりしませんか? 目地は「雨水の侵入を防ぐ最後の砦」です。ここが壊れると、雨漏り直結のリスクが非常に高くなります。 緊急度:★★★★★
5. 色あせ・変色
全体的に色がぼやけてきた、ツヤがなくなったと感じたら、それは塗膜(とまく)の保護機能が低下しているサインです。 見た目の問題だけでなく、家を守るバリアが薄くなっているとお考えください。 緊急度:★★☆☆☆
まとめ:不安な箇所があったらプロに診断を
上記のサインが1つでも見つかった場合、そろそろ塗り替えを検討する時期に来ています。 「うちはまだ大丈夫かな?」「いくらくらいかかるんだろう?」と気になった方は、一度専門家に見てもらうのが一番の安心です。
特に東大阪エリアにお住まいの方は、地元の気候や住宅事情に詳しい塗装店に相談することをおすすめします。
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