お役立ち情報

🏠 外壁塗装の“3度塗り”は本当に正しいの？

確かに「下塗り → 中塗り → 上塗り」という3工程は、外壁塗装の基本中の基本です。
しかし、実は回数よりも重要なのは、塗り方と乾燥時間なのです。

大阪の気候では、夏場は乾燥が早く、冬場は乾きにくい特徴があります。
そのため塗料メーカーの基準を守らないと、
どれだけ良い塗料を使っても耐久年数が短くなることがあります。

例えば、最近の塗料なら——

• 夏は30分ほどで乾燥

• 冬は約2時間で乾燥

この「乾燥を待つ時間」を省いてしまうと、後から剥がれや膨れが起きてしまいます。
つまり“3度塗りすればOK”ではなく、
1回ごとの乾燥と密着を丁寧に行うことこそが、長持ちする塗装のポイントなのです。

🔧 職人がこだわる「細部の美しさ」

お客様はどうしても「壁の面」ばかりを見がちですが、
実は“見えない部分”こそ、仕上がりの美しさを左右します。

📌 配線まで外して塗装する理由

外壁にある配線や金具をそのままに塗装すると、塗りムラや影が出てしまいます。
ペイント王では、そうした配線も一度取り外してから塗装します。

理由はただ一つ。
「細部まで美しく仕上げたいから」です。

サッシと壁の取り合い（境界）がガタガタしていると、
全体のラインが崩れてしまい、どれだけ上質な塗料を使っても見栄えが悪くなります。
外壁塗装は、塗る前の下準備で仕上がりが決まります。

🎯 養生の精度が“職人の腕”を決める

塗装の際に欠かせないのが「養生（ようじょう）」という作業。
これは、汚れてはいけない部分（窓・床・ドアなど）をテープで覆う工程です。

実はこの養生こそが、職人の技量を測るバロメーターです。

テープをまっすぐ貼れていなければ、
仕上がったラインが波打って見え、美しい塗装にはなりません。

外壁塗装　和泉市出身の職歴28年のベテラン職人・増田さんは、
この養生をスイスイと、まるで定規で線を引くように貼っていきます。
お客様からも「丁寧で安心できる」と評判の工程です。