大阪府 藤井寺市で【外壁の補修と外壁塗装】が完了しました。
2009-05-10
塗装現場から
外壁塗装前にひび割れの補修工事を行いました。
外壁塗装
ご自宅で外壁のひび割れが気になって自分でコーキング材を塗られる方も、いらっしぃますが実は、あれ工事業者は手直しするのが結構大変なのです。
その理由は・・・
① 一度撤去しないといけないので大変
② シリコンで塗ってしまってるので次の塗装が密着しない。
この2つの理由でが多いです。
それでは、外壁のひび割れはどの様に対処すればよいかです。
ご自宅にひび割れを見つけて最初にすべきことはひび割れの大きさ(長さ・幅・深さ)の確認です。直ちに業者に相談したほうがいいほど深刻な状態なのか、それともまだ応急処置程度で大丈夫なのかを見極めることで、ひび割れを的確に補修することが可能です。まずはご自宅のひび割れの状態を診断してみましょう。
※ひび割れの幅を測る際は、ホームセンターなどで購入できる「クラックスケール」という道具を使用すると便利です。
緊急では補修をしなくても大丈夫な状況
ひび割れの幅が0.30mm以下のことを指す「ヘアークラック」です。ヘアーとは「髪の毛」を指し、髪の毛ほどの微細なひび割れという意味です。次回の塗替え工事の際にひび割れ補修をすることで対処できるひび割れです。
ひび割れが0.30mm以下の場合の外壁塗装塗装の場合は、すり込みにコーキング材での補修で大丈夫ですが、ひび割れの幅がそれ以上ある場合はVカットという補修が必要になります。
ひび割れの奥のほうまで、補修材が行届くために、わざとグラインダーでひび割れを削っていきます。
ひび割れ幅が0.30mm以下の場合はシーリング材の擦り込み
この場合は補修も簡単で費用も安くすみます。施工方法としては、ひび割れ箇所にシーリング材を擦りつけ、ひび割れに追従させます。はやめの外壁塗装工事で下地補修の費用を抑えることができます。
微弾性フィラーの擦り込み
塗替え工事の際に下塗材で行う補修方法ですが。ひび割れ箇所に微弾性フィラーを擦り込み、ひび割れに追従させます。その後、上塗材を塗布することでひび割れを表面化させないように保護します。そのような方法もありますが擦り込みで、補修後にこの作業をされることをお勧めいたします。
ひび割れ幅が0.30mm以上の場合
Vカットシーリング工法
ひび割れ幅が0.30mm以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれます。建物の構造的な問題や地震などの大きな歪みや動きによって発生するひび割れです。構造クラックは、Vカットシーリング工法で補修を行います。ひび割れ箇所を電動工具で溝を作り、シーリング材で溝を埋める工法で、ひび割れの抑制効果が高い補修方法です。その後、外壁塗装の作業に入りますが、ひび割れを広げ奥のほうまで補修材を注入しその後、カチオンフィラーなどで凹凸をなくしてから、外壁の塗装作業に入ります。